アイスエイジセオリー

 村田紗耶香「コンビニ人間」読了。自意識過小な主人公の「コンビニバイト歴十八年」というプロフィールは「プロサッカー選手歴 十八 年」や「ひきこもり歴 十八 年」を凌駕する迫力がある。
 では、ここで感想を一首。

愛情が貯まれば好きになれますかポイントカードはお持ちですか

アイスエイジセオリー

 筒井康隆「旅のラゴス」読了。みそラーメンと思ったらよく冷えたそうめんだった、みたいな意外な清涼感のある小説。心地よい余韻のある本。
 では、ここで感想を一首。

 終点が海じゃない列車にゆられ知らない駅でまた会いましょう

アイスエイジセオリー

 ハロウィンになるとマルゼンの店員が小さな悪魔の角をつけて仏頂面でレジを打つようになる。それを見るとせつない気持ちになる。センスのない店長に押し付けられたのだろうか。よもや、イケイケ店員が「これみんなで付けたらおもしくない?(ウェーイ)」などと言い出したのではあるまいか。
 ここで一句。

 ハロウィンより終わった朝を祝いたい

アイスエイジセオリー

 遠田潤子「雪の鉄樹」読了。病んだ人がたくさん登場する。昼ドラを見たことはないが、上級者向け昼ドラみたいな小説。
 では、ここで感想を一首。

 軟膏をうっすら樹皮に塗りながら「狂っていいか」と問いかけてくる